入院して手術した時に会った外国人ナースの話<さん>

遠州日の丸会

2017年06月04日 21:17

手術の翌日、やっと足の加圧マシーンが取れます。

「寝てるの飽きた、立ちたい。いつ歩けますか?」

加圧マシーンを脱着に来てくれたナースに言うと
「じゃぁ、加圧マシーンとコレ取っちゃってから歩きましょう」

そう、それ。

私は昨日から気がついていたんだよ。何かあると。
それを装着された覚えはなかった。
きっと麻酔が効いた後に装着されたんだね。

その配慮は嬉しいけど、気がついた時には脱力感だよ。
もうね、麻酔が効いたら後は無意識の世界であんなことやこんなこと、
色々されても全然分かんないんだよね。


背中の痛み止め



そんなこんなで身動きが出来る様にしてもらい、晴れて自由の身に。

あぁなんて快適なんでしょう。

点滴がぶる下がってる竿と背中に刺さっている痛み止めはまだ一緒だけど、
自由に歩けるって素敵。

でもね、身体臭いんだよ。
夜中に痛くて脂汗がたくさん出たから頭も臭い。

シャワーは?
え?
明日から?
今日は?
蒸しタオルで身体拭き(涙)


これも結構辛かった事の1つ。



手術の後って「安静に」がデフォだと思ってたけど
「固定装着物が取れたら歩いて下さい」と言われました。

血栓が出来るのを防ぐ為に身体を動かして欲しいんだそうです。

病室のフロアーをひたすらグルグルと歩きまくって、
自分では普通だと思ってるんですが20分も歩くとクタクタで
ベットに戻ると1時間位寝てしまう。
元気だと思っててもダメージは受けているんですねぇ。


さて、術後の経過も良好、回復力優良で
予定通りの入院を終えて日常に戻って来ました。
日常生活を送るには1〜2日早い気がしましたが、
予定通りと言う事は「異常なし」なので有難い事です。


結構大人数がローテーションを組んで働いていたので、
入院中1回しか会わないナースも多かったですが、
入院してみて改めてナースってすごいわと感じました。
そして体力的・家庭的なものだと推測されますが、若い子が多い。

私は大部屋にいたのですが、
夜中に何度もナースコールを押す患者さんもいました。(後日談7)
仕事とは言え優しく対応している様子には頭が下がります。

気力、体力、精神力の必要な厳しいお仕事なので、
ちゃんとそれに見合ったお給料を貰えてると良いなと思いました。



この入院で医療現場を目の当たりにし、
そこにに外国人が進出してきてる現状を確認しました。

今回出会った外国人ナースは、普通の勤勉な人だったと思います。

でも、私の様に
とりわけ大病でもなく、緊張も不安もなかったけど
「外国人のナースより日本人のナースにしてよ」と思うんです。


深刻な病気の場合や不安がある場合は特に
「日本人の先生や日本人のナースが良いな」と思うのは
ごくごく自然の感情だと思います。



今、外国人受け入れに舵を切っている日本は、
保育園から介護施設、医療現場に限らず、
これからも様々な職種や業種にますます外国人が増えていくことになるでしょう。


そんな時、それぞれに関わってくる日本人に
「やっぱり日本人の方が良いわ」ときっと思われます。
だから、民族同士の空気感だったり、
基本的な価値観だけは共有して持ち続けていたいですね。



今回の私の病気と似た体験をした方がいて、
かなり共感するところもあり、
面白く漫画にしていましたのでご紹介しておきます。

クリスマスにキン●マ取ってみた
http://omocoro.jp/kiji/73508/


後日談は後日改めて。



入院して手術した時に会った外国人ナースの話<1>
http://hinomarukai.hamazo.tv/e7456484.html

入院して手術した時に会った外国人ナースの話<2>
http://hinomarukai.hamazo.tv/e7462585.html