絵心はないけれど、もの凄いのは分かった。
昔から絵が下手です。
ドラえもんの絵描き歌に合わせて描くドラえもんが精一杯です。
そんな絵心のカケラもない私がこの度、図々しいにも程がありますが
youtubeで何気にクリックした「山田五郎氏」の西洋美術の解説動画にどハマりし・・・
見たくなっちゃったんですねぇ。
という事で、東京の国立西洋美術館に行って来ました。
で、せっかく行くなら、と調べてみたらなんと!
すぐ隣の上野の森美術館でも「モネ 連作の情景」をやっていたので、
これラッキーとハシゴしました。
パリ ポンピドゥーセンター キュビズム展 美の革命
https://cubisme.exhn.jp
上野の森美術館<モネ 連作の情景>
https://www.ueno-mori.org/exhibitions/article.cgi?id=1155263
もう、この1日で一生分の絵を堪能した気分。
絵の事なんか全然分からない私ですが、
モネの絵がずば抜けて素晴らしいという事は、凄い良く分かった。
絵に説得される感じ。
天才の描く絵って凄いパワーです。
モネの方は、ネットで時間を予約して行ったほうが良いです。
平日なのに人がわんさかいる。
人の事言えないけど、あんたら仕事や学校はどうしたの?って。
当日券も空きがあれば買えるようですが
せっかく行っても入れないと嫌ですからね。
入場時間が決まっているけど、入ってしまえばどんだけでも滞在できます。
館内は人まみれ。
1つの絵を見るのに大渋滞です。
ただコツを掴むとうまく見れる様になるので、それなりに堪能できました。
やはりマニアやウンチク好きが来ているので、
自分の前後にその手の人がいると、その人なりの解説が始まります。
これも中々うるさいけど面白かったりもするw
そして西洋美術館のキュビズム展。
キュビズムというのは簡単に言えば、写真が現れたことにより絵の緻密さは必要なくなったから、
写真でできない事を絵で表現しようと。
絵を色々な角度からつぎはぎしてキューブ(立体)にしてしまえ!みたいな感じ。
元々、切り貼りしてあるような分裂型(?)の絵は良く分からないけど
現物を見たら何か感じるかもしれないと思って見たけど
やっぱり、なんでこの題名で描くのにこうなっちゃうんだろう?って
「題名」と「絵」がどうにも一致しないんですよね。
凡人の私には天才の発想が理解できなかったけど
きっと「分かる人には分かる」ってヤツですね。
キュビズム展の入場券で西洋美術館の常設展も見る事ができました。
私はむしろこちらの常設展の方が楽しめたかもしれない。
モネもキュビズム展も、稀に日本に来る貴重な作品を期間限定で展示しています。
ご興味がある方は是非行って、見て来て下さい。