桃太郎が殺人者となった変態コンテスト
「新聞広告クリエーティブコンテスト」が2015年度版も発表されました。
その記事 →
http://hinomarukai.hamazo.tv/e5486232.html
まぁ、桃太郎が殺人者というコンセプトの広告が最優秀賞になる位のコンテストですから
その鬼畜さは非常識極まりないのですが、2015年度のテーマは「お金」という事で、
これまたおかしな応募作品が多数あったと思われます。
その中から私が選んだ栄えあるキチガイ作品はこちら。
http://www.pressnet.or.jp/adarc/adc/2015/no7_b.html
<学生賞>
私の夢は 一攫千金 働かないことです
学生賞がこれって・・・
こんなキャッチコピーを受賞させるなんてバカじゃねーの?
このコンテストの審査の最終段階まで残った作品がまた色々な意味で気持ち悪い。
興味のある方は注意してご覧下さい。
http://www.pressnet.or.jp/adarc/adc/2015_other.html
そしてなんという事か!
まさかの『佐野る』
このコンテストの審査員の中に、
パクリエイター佐野研二郎が入っていた!
今年の流行語大賞候補に入っても良いんじゃないかと思えるくらい一世を風靡しましたね。
佐野って誰?と言う方はこちら →
http://www.asahi.com/articles/ASH917J0ZH91UTIL077.html
デザイナーという職業でありながら人のデザインをパクリまくって
世間をだまくらかした汚職デザイナーを、
こういう所でもまだ審査員として使うんですねぇ。
もうすっかりマスコミが取り上げなくなりましたが、
きっとまたその内、平気な顔して
佐野るでしょう。
なにしろ、あれだけ叩かれた
パクリエイター佐野研二郎を審査員として使うんだから
もはやデザイン業界は狂ってるんじゃなかろうか?
コイツが選んじゃうくらいなんだから、さぞ権威があって素晴らしい作品なのでしょうw
おっと、話題が反れたので元に戻しますが、アメリカンドリーム発想も良いです。
若い内は「楽して金儲け」したい気持ちも分かります。
でもそれってあまりにも人としてどうなのよっ?
こういうテーマでコンテストをし、更に「桃太郎は殺人者」や「ラクして金儲け」など
およそ日本人の思考とかけ離れている(と思う)ものが受賞するこの新聞広告企画。
それを審査している人間の信用度はゼロ。新聞が書いている事も嘘ばかり。
こんな企画、誰の得なんだか?なんの意味があるんだか?
ほんっとに新聞関連は不要です。
日本語の
はたらくと言う言葉は「
はたをらくにする」と言う語源からきているそうです。
はたとは? 「そば、すぐ近く」=『周り』という事で
「自分の周りの人を楽にする行為」が「はたらく」です。
そういう風にずっと日本人は勤勉に働いて生きてきたんです。
個より公の精神で。
そうやってこの国が出来てきたんです。
働かずに一攫千金じゃなくて、ちゃんと働いて得たお金だから大切に使えるんでしょう?
そして「働かざる者、食うべからず」
だから若者よ、働いてちゃんと食え!
遠州日の丸会 忍