静岡県の人口2万人減、全国ワースト2位に
2014/6/25
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO73315350V20C14A6L61000/
静岡県、転出超過7240人 2年連続ワースト2位
2015/2/6
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/31610.html
総務省が5日公表した2014年の人口移動報告によると、本県は転出者が転入者を上回る転出超過が7240人で、2年連続の全国ワースト2位だった。転出超過は13年(6892人)より348人増え、人口流出に拍車が掛かった。
これは日付の通り2014年6月と2015年の2月のニュースです。
1年以上前の記事ですが、これについて「少子化」などが原因の1つに語られていますが、
それが静岡県がワースト2位になる原因でしょうか?
日本全国少子化は同じ条件、それ以外に何があるのか?と考えてみた。
東日本大震災以来、連日の様に
東海大地震・日本で1番危険な原発は浜岡原発とのニュース。
定期的に特集まで組んで「危険だ」と1年中やっています。
あれだけ静岡県を危険地帯にしているテレビを見て、終の住処に静岡県を選択するでしょうか?
若い夫婦が多額の借金をしてまで家を建て、子育てをしようと静岡県を選ぶでしょうか?
例えば会社で転勤になる人の場合、
静岡県と他の県が候補地に挙がったら静岡県を選択する人がいるのでしょうか?
1番不思議に思うのは、連日静岡県が危険だと不安を煽られていながら
県知事やその他多くの自治体の首長達も自ら浜岡原発は危険だと公言し、
地震・津波などの自然災害に備えた対策の評価や推進よりも
観光客の誘致・多文化共生・外国人の住みやすい町にと必死で
日本人が流出しても外国人がいれば大丈夫、とやっている様に思えて仕方ありません。
そう思うのは私だけなのでしょうか?
平成26年12月にまとめられた静岡県の人口減少対策への提言
人口減少問題に関する有識者会議
https://www.pref.shizuoka.jp/kikaku/ki-220/documents/02shizuokajinnkougennsyouteigen.pdf
この中に
外国人を呼び込む戦略的な取組として
P11
静岡県は外国人人口が多い全国屈指の多文化共生県であるとともに、
東京に近いという物理的特性を有している。
この様な静岡県の強みを生かし2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を
チャンスと捉えた誘客促進、多文化共生の先進県である事のアピールなど、
外国人観光客や優秀な人材を呼び込むための取組が重要である。
P26には、必死なほどの外国人の呼び込みについて書かれています。
地域の国際化
P30
静岡県における意識調査(平成26年度)では、
人口減少社会に適応する為に必要な対策として
「外国人の活躍」を回答した割合は2.3%と低くなっている他、
多文化共生という言葉の認知度も32%にとどまっている。
この現状を踏まえると、日本人、外国人双方が異文化に触れる機会を創出し、
企業や学校、地域社会レベルでの国際化を促進していく事が重要である。
<人口減少問題に関する有識者会議>
座長 鬼頭 宏 上智大学経済学部教授
大江 守之 慶応義塾大学総合政策学部教授
加藤 暁子 日本の次世代リーダー養育塾理事・事務局長
加藤 久和 明治大学政治経済学部教授
白井 千晶 静岡大学人文社会科学部社会科准教授
堤 研二 大阪大学大学院文学研究科教授
中川 聡史 神戸大学大学院経済学研究科准教授
永瀬 伸子 御茶ノ水女子大学大学院教授
増田 寛也 東京大学公共政策大学院客員教授
増田 久一 株式会社ジェイ・エム・アール生活総合研究所代表取締役
この偉そうな肩書きを持つ有識者の方々は本気でそう思っているのでしょうか?
外国人が増え、日本人がいなくなったら そこはもう日本という名の外国ですよね。
そんな中で自分達の子や孫やその子孫達が幸せに暮らしていけるのでしょうか?
この外国人を受け入れた挙句の諸外国の現状は・・・次回。
遠州日の丸会 庵