掛川中央図書館で戦前の教科書が展示されているとの新聞記事を見たので、行って参りました。
展示は5月11日までですが、それ以降も教科書は掛川中央図書館で保管されます。
来館者は申請すれば閲覧出来るそうですので、興味がある方はどうぞ。
展示されている本で実際に手に取って読んだり出来るのはレプリカですが
私にはどれも大変興味深く、時間があれば全部の中身を読みたいと思いました。
驚いたのは、教科書に古事記の内容が書かれていて
日本の国の成り立ちをしっかりと学校で学べる様になっています。
歴代の天皇陛下の一覧表もあり
簡単にそれぞれの天皇陛下がなにをなされたのかも書いてありました。
国民の修身は、最近は本屋でも復刻版を見かける機会があり、私も購入しましたが
現在の学校の道徳の教科書よりも もっと現実味があるお話がたくさんです。
そして今回1番興味があった黒塗りにされた教科書。
消された部分は薄く浮き上がって読む事が出来ました。
この消された部分の実際に書かれていた本文を読むと、本当に心が痛みます。
戦争に負けると言う事は、勝った国の言いなりになるって事です。
日本人の根っこを培う部分が黒く塗られていました。
例えば、消された部分にはこんな事が書かれていました。(ほんの一部です)
↓
祭に招く
うらの山で もずが泣いています。氏神様のお祭りのころになりました。
去年あなたといっしょにお参りして楽しかったことが思ひ出されます。
↑
これは
日本の神事を子供に教えないと言う事です。
次はこれ。
このバンザイが消されているのも、何だか先日のJR東海の職員の言葉を思い起こさせます。
その記事はコチラ →
http://hinomarukai.hamazo.tv/e5278195.html
この教科書は初等科国史、小学日本歴史、小学国史などたくさんあり、
それぞれに紹介文が書かれていました。
そして私は、この紹介文を読んで怒りが込み上げて来ました。
これをプロパガンダと言わずになんと言うか?
プロパガンダ=特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った、宣伝行為。
以下赤線は引きませんが、どんな気持ちになるか全文を読んでいって下さい。
これをやりたいが為にこんな事をしたのか?
今の日本は残念ながら こういった自虐史観への誘導が
学校を初め、あちこちに散らばっています。
分かっていても注意が必要です。
そして知っている人は知らない人に拡散する必要があります。
日本人の自信と誇りを取り戻す為に。
遠州日の丸会 花緒