桃太郎と赤ずきんちゃんが裁判にかけられたって、おい!
裁判員制度開始から10年経った記念にアニメを作るのは勝手だけど
本当にこの人達の考えている事って意味が分からない。
なんで桃太郎や赤ずきんを裁判するのか?
桃太郎、赤ずきんが法廷に
裁判員制度10年で動画
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53790950V21C19A2CC1000/
日弁連は25日、今年で裁判員制度開始から10年となったのを記念して作成したアニメ動画を報道陣に公開した。童話の「桃太郎」や「赤ずきん」を題材に、登場人物が法廷に立ち、裁判員裁判では市民の考えや意見が結論に大きく影響することを伝える内容だ。(以下略)
第1話では桃太郎に懲らしめられた鬼が被告になり、法廷で裁判員から質問を受ける中、宝物は村人を脅して奪ったものではなく、先祖代々受け継いできたものだなどと主張して潔白を訴える。
第2話は、赤ずきんがオオカミを殺そうとした罪に問われる内容。オオカミの腹に石を入れた狩人は「赤ずきんに頼まれたから」と証言するが、赤ずきんは否定。裁判員が「なぜ止めなかったのか」などと問い詰める。第3話は、赤ずきんの事件に裁判員として参加した桃太郎の目線で評議が進んでいく。
日弁連サイトより
https://www.nichibenren.or.jp/ja/citizen_judge/about/index.html
裁判員制度とは、刑事裁判に、国民のみなさんから選ばれた裁判員が参加する制度です。
裁判員は、刑事裁判の審理に出席して証拠を聞き出し、裁判官と対等に論議して、
被告人が有罪か無罪か(被告人が犯罪を行ったことにつき
「合理的な疑問を残さない程度の証明」がなされたかどうか)を判断します。
「合理的な疑問」とは、みなさんの常識に基づく疑問です。
常識に照らして、少しでも疑問が残るときは無罪、
疑問の余地はないと確信したときは有罪と判断することになります。
(中略)
作成を担当した日弁連刑事調査室の趙誠峰弁護士は
「裁判員裁判では市民の意見が求められているというメッセージを、
興味深く見てもらえるような動画で伝えられれば」と話した。
> 裁判員裁判では市民の意見が求められている
そんなアピールをしたい様ですが「よく言うよ」と思います。
↓
この場合は無期懲役なんだって・・・だったら、裁判員制度意味あるの?
https://snjpn.net/archives/172167
> 過去の判例に従うだけだったらAIで良いですね。
> 裁判官いらなくなりますね
> AIが導入されれば一番に職失いますね
> いてもいなくてもいい仕事ですからね
> 裁判員制度よりも仇討ち制度が必要かも。
> はっきり言って意味ありません。
> 単なる民衆不満のガス抜きです
最近の司法の判決結果に理不尽なものがかなり多いですが、
噂によれば、裁判員制度を始めたキッカケが、
死刑制度に反対する弁護士達が国民に裁判員をやらせてみれば
「死刑」など選ばないのではないかと目論んで導入。
しかし実際は、日本人の多くが「人の命は等価交換」と考えていて、
どうやら計算違いだったという話も。(これはあくまでも噂ですが)
そう考えると、複雑な事件になればなるほど、時間ばかりを費やし、
真剣に考えて裁判員一致で「死刑」となってところで、
裁判官が1人も「死刑」と選ばなければ「死刑」にはならない。
専門職として判断する側と一般人としての常識に大きな乖離があったら
この溝は絶対に埋まらない。
その上で専門職の判断が優先されるなら、
市民の意見が求められているとかいくらアピールしても、こんな制度は無意味だよね。
<関連記事>
鬼退治をした桃太郎は悪者か?
https://hinomarukai.hamazo.tv/e5486232.html
昔話を裁判にしてみた?何がしたいか全然分からん。
https://hinomarukai.hamazo.tv/e6317815.html
愛知県犬山市にある桃太郎神社に行ってみよう!
http://hinomarukai.hamazo.tv/e7960273.html
関連記事