遠州日の丸会 “ 日本と故郷を護る” 活動日記

ＪＲ東海、磐田市に新駅　19年度末に開業 　2014/4/10
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20140410/CK2014041002000088.html?ref=rank


今ある磐田駅、一昔前に比べたら随分と小綺麗に整備され、
北口は樹齢何百年の大楠の木を保存しながら更に開発される様で
その為に北口にあったいくつかのビルが
いつの間にか綺麗になくなっていた事に最近気がつき、
ちょっと寂しい気がしました。

駅前通りは、年に何回か軽トラ市、夏・秋祭りなど、イベントがあると
その都度 歩行者天国になり、その時はそれなりの賑わいを見せますが
普段はシャッターを閉めているお店も結構あるし、人通りが多い訳でもないし、
お世辞にも活性化してるとは言えない。

駅前商店街が寂れるのは、郊外に出来た大型ショッピングセンターや自動車普及の影響が大きく
時代の流れは時に容赦なく弱者を痛めつけるなぁと しみじみ思います。
それでも車社会に生きる私達世代は、古き良き駅前商店街よりも車で郊外に出向き
一カ所で生活必需品を揃えられる方を選択するのは、ある意味仕方ないのかとも思っています。

この磐田駅周辺の活性化について磐田市商工会議所特別委員会でも
会合をもった事が新聞に載りました。

駅周辺活性化へ知恵、磐田商議所特別委が初会合
磐田商工会議所の「JR磐田駅周辺にぎわいしかけ特別委員会」は２１日、
磐田市中泉の磐田商工会館で初会合を開いた。（略）
高木会頭は「磐田駅前が市の玄関口にふさわしいにぎわいを取り戻す為、皆で知恵を絞りたい」と
特別委設立の趣旨を説明。各委員からは、中心市街地と周辺に点在する観光資源などを結んで
新たな人の流れを生み出す取り組みが大切との意見や、機能性に優れた広場に市民が憩える様な
ぬくもりのある仕掛けを施す必要があるとの指摘が上がった。

この様に現存する駅の周辺活性化もままならないのに、
この度、新駅が出来ると言う。

実はつい半年位前、既に散々土地買収も進んで整地していたので
私はとっくに新駅が出来るもんだと思っていた。



なのに磐田市議会報告会に行ったらJR側の許可がまだおりてないと言っていて
ビックリした記憶があります。
決まっていないのに、あそこまで先走って進められるもんなのか？と
違和感を覚えた事を思い出しました。
そしてゴリ押しすれば、既成事実化すれば、新駅も出来ちゃうんだね。
マスコミの報道姿勢と良く似てる。



新駅はヤマハスタジアムや磐田工業団地に行く為に、便利なんだそうです。
そして隣接駅の袋井駅から4.6km、磐田駅から3.2kmの場所。
駅同士がめちゃくちゃ近いんだけど、そこに本当に必要なのか？
利便性が良く思って使う人数と、全く使わず税金だけ吸われてる市民と
どっちが多いのだろう？
磐田駅ですら閑古鳥が鳴いている状態を何とかしなきゃ、って言ってるのに。
総工費49億円　これは市が全額負担＝磐田市民の税金です。


更に、ここで声を大にして言いたいのは
磐田市は、充分な津波対策費用を捻出できないが為に、
その努力も怠ったクセに、


その資金を寄付金でかき集めてる現状をもって新駅４９億円？

磐田市 津波対策寄附金を募集
http://www.city.iwata.shizuoka.jp/bousai/tsunamikifu.php

お金の使い方おかしいだろ？
優先順位が間違ってないか？

新駅（自分の実績）＞ 防災対策（人命）
そんな市長を選んだのは磐田市民ですけどね。



遠州日の丸会　花緒