浜岡原発など原子力発電について

遠州日の丸会

2012年12月10日 20:25

ココで1発、実は選挙の争点でもなんでもないけど
マスコミがそう報道しているので、そんな気になっちゃってる方に
良く分かる原発ネタをいってみましょうね。

原発を停止したと言うウソ

<ねずさんの ひとりごと>より、ほぼ転載ですが。
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1718.html


まず、浜岡原子力発電所でも停止しているのは発電機だけで
原発そのものは動いていると言う事実を知って下さい。
核分裂反応が停止しても、まだエネルギーが発生するのです。


原発施設は、原子炉と付属冷却機、そして発電機の三つから構成されています
  ↓ ↓ ↓ 




原子炉は常に発熱しているので、常時電気冷却が必要です。
発電機は原子炉で作られる蒸気を使い、羽根車を回して発電する装置で
原子炉とは独立したまったく別の設備です。
だから発電機を止めたからといって原子炉の安全とは関係がない。

止めると本来、発電できる能力を無駄に捨てているだけでなく
むしろ原子炉の冷却用電源が一系統減るのでかえ って危険なのです。
だから原子炉事故防止のために発電機を止めると言うのはまったく意味がない
「 百害あって一利なし」の非常に無駄で危険な行為。

もし大津波が差し迫っているから発電を止めるというのなら
原発地域の住民退去がまず必要。
原子炉本体の撤去も必要。

・・・ということは、原発停止の本当の目的が住民の安全ではなく
全国の電力供給を止めることであることが分かる。

全国の電力供給を止める → 電気ナシの生活 → 出来ますか?

これは恐るべきエネルギーテロ政策です。



今、日本の大飯原発を除いて全ての原子力発電所が停止しているので
電力供給が不安定化し、電力料金が大幅に値上がりし、
日本中で大不況が始まっています。
原発で発電できない分を電力の安定供給実現のために
火力発電等で補わなければならなくなるからです。
結果、火力発電のために大量の石油が必要となり、これが消費される。
ただでさえ民主党政権の外交政策の失敗によって中東から石油輸入を規制され
円高であるにも関わらずガソリン代が値上になるという
おかしな状態になっているところへ
さらに余分な石油を使わなければならなくなるのです。
その原子力発電の代替燃料輸入の為に
毎日百億円、年間三兆円以上の天文学的な外貨が流出し
貿易収支は大赤字が始まっている。

代替エネルギー云々と口では言うけれど
その代替エネルギーの具体的将来像は、いまだに何も描かれていません。
原発は稼働しない。けれど電力は安定供給しなければならない。
だから火力発電に頼る。その分、燃料代が嵩む。
電力会社が赤字になる。やむなく値上げに踏み切る。
しかも原発は停まっていない。
それどころか停止作業のために、延々と石油が浪費されている。

みなさん!!
原発は、いまも停止などしていません。
停止しているのは原発発電であって
原子炉も冷却装置も、未だに元気よく動いているのです。
くれぐれも「原発停止」などというレッテルに踊らされないように!!




遠州日の丸会 花緒

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