父親を なぜ「おとうさん」と呼ぶか知ってますか?
6月21日は父の日です。
今回は「お父さん」の呼び方について、とても素敵な見解を説いている本をご紹介します。
<日本のこころの教育 境野勝悟>
(●´艸`)--------------(´艸`●)
「父親」って
なんで「おとうさん」って言うか知ってますか?
「おとうさん」は、自分や家族の為に
一生懸命外へ働きに出て
毎日毎日の生活の糧を運んできてくれる。
家族に危険を感じれば、追い払ってくれる。
女性は(妻)は思いました。
「まぁ、なんてこのお方は尊いお方なのでしょう」と。
この「尊い(とうとい)」と言う言葉から
「おとうさん」の事を「とうと」と言う様になり
「ととさま」⇒「おとうさま」⇒「おとうさん」
となっていったのです。
(●´艸`)--------------(´艸`●)
素敵な日本語ですねぇღ .:*・゚♡゚
普段何気なくお父さんと呼ぶ度に
「尊いおとうさん、家族の為に働いてくれてありがとう」
と思えたら、きっとその気持ちがお父さんに伝わる気がします 。
そして、それをお父さんがなんとなく感じ取ってくれると
お父さんはまた家族の為に頑張れますね♪
これは良い連鎖です 。
ところで、若い夫婦が小さな子供に『パパ・ママ』と呼ばせるのも
・・・・・良いと思います。
言葉を覚えたての赤ちゃんは
簡単な言葉の方が発声しやすいと言うのは確かです。
ただ、ある程度の時期が来たら
呼び方を移行した方が良いかもしれません。
私の知り合いに、40過ぎた独身男がいますが
彼は未だに「家のママはね、」と(つい)話し出す事があります。
本人は小さい頃からずーっとそれで育ったので、
世間的には気まずいと分かっているんだけど、それしか呼びようがなく
結局そのままで過ごしています。
そして「両親が修正してくれなかった」と言い訳します。
親は変えるタイミングを見つけられず「まだパパママで良いわよ」と言い続け、
子供の方は、それで良しとされていたら中々自分からは言いにくいものなんです。
結局人前で「パパママ」呼ぶのは恥ずかしい年になってしまって
お互いそのまま・・・なし崩し的にパパママのまま・・・
女の子はそれでもまぁ許される風潮がある様ですが
(個人的には、中学生にもなってパパママと言っていたら「はぁ?」と思います)
男の子の場合、中学生位の時に自分の彼氏が親の事を「パパママ」と呼んでいたら
<キモい!>私は引きます。
今の子はどうなのかな?平気なのかな?
これ、TVを見ていると(今は見ていませんが)
いい年をした芸能人が平気で言うんですよね、パパママって。
嘆かわしい。
こんなに素敵な日本語があるのに。
世界中で日本語を使う国は日本しかないのですから
そこに住んでいる私達日本人が、素敵な日本語を使いましょう。
おとうさん、
いつもありがとう!
遠州日の丸会 花緒
尊いとは : 価値が高い。大切だ。貴重だ。
: 身分が高い。敬うべきだ。
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