インドのトイレ事情 <海外ネタ>
インドでは未だに自宅にトイレがない家もあるようです。
「夫が自宅にトイレを設置してくれない」インド裁判所、妻への「虐待」と離婚認める
2017.8.21
http://www.sankei.com/world/news/170821/wor1708210034-n1.html
インド西部ラジャスタン州の裁判所は21日までに、夫が自宅にトイレを設置してくれないと訴えていた20代の女性の離婚を認めた。女性は人目のない夜間を待って、屋外で排せつせざるを得ず、虐待に当たると判断した。(中略)
人口約13億人のインドでは、カースト制度の影響でトイレ掃除を嫌う人が多く、約半数が屋外で排せつをしているといわれる。
画像:
http://top.tsite.jp/news/travel/o/26760836/index
このカースト制度は、簡単に言えば
インドで広く信仰されているヒンドゥー教やバラモン教での国民の階級です。
知り合いが仕事で初めてインドに行った時にビックリしたのはカースト制。
仕事で向こうに行くと家が用意されていたらしく、そこにはもれなくメイドさんが付くそうです。
いわゆる裕福層は
メイドを雇わなくてはならないんだそうです。
日本では考えられませんが、常に自宅に朝から晩まで赤の他人がいる訳です。
その人が掃除から食事までやってくれる。
なんだかえらくなった様な、大金持ちになった様な、変な勘違いをしちゃうそうです。
(気持ちは分からんでもない)
少し前の話なので今は随分と変化しているかもしれませんが、
それでもトイレ事情は相変わらずこんな感じなんですね。
(トイレは確かに以前から野シ●ンが多いらしい)
日の丸会のブログでは海外で取り上げられる、
日本では考えられない話題もブログにあげていたりしますが、
こんなニュースを見るたびに、つくづく日本ほど国民の格差が少ない国はない、
そして日本ほど宗教に対して寛容で自由な国はないな、と改めて思います。
日本神道は、どの神様も否定しませんし
一神教ではないのでカルト教団に見られる教祖も存在しません。
お布施もありません。
ただ、ただ、神社にお参りしたい時にし、
心ばかりのお賽銭を置いてくるだけです。
そんな自由気ままな人々を信者とも呼びません。
だから気軽に神社にお参りに行けるんです。
それが日本人の拠り所となっているんでしょう。
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