学校に教科書置いて帰ったら宿題やらなくてもいいって事じゃね?
「毎日、小学校から教科書を持って帰って、家で翌日の時間割に合わせて教科書を入れ替える」
この作業をやっていた時に私は
幼心に「小学生になったんだなぁ」としみじみ実感していた事を思い出しました。
これね、学年が上がると段々悪知恵が働いて、
翌日の授業がある教科書は置いて帰る様になっていくんです。
「面倒臭いから」
中学2年生位になると全部置いてっちゃうんです。
「家で勉強しなくなるから」
でも、見つかると先生に注意されていました。
当然です。
宿題や予習復習は家でやるんですから。
これは、やってもやらなくても「家で勉強をしています」というポーズ。
先生も分かっていて(やらないかもしれないし、とか、やってないのは知ってるけど)
「教科書を持って帰るのは当たり前」として過ごしてきました。
それを今、なんと!
事もあろうか
文部科学省が
持って帰らなくてもいいなどと通達したって・・・
あんた、もうこれ、
文科省公認で「家で勉強やらなくてもいいよ」って言ってるようなもんです。
記事では
「家庭学習に使わない教科書を学校に置いておく」と
申し訳程度に書いていますが、
「置いてっていい」って言ったら、使おうが使わまいが置いていくだろうよ?
それが子供だろう?
どんだけバカを増やすつもりだよ?
しかも3割が「ランドセルが重くて身体が痛みを感じている」だと?
残りの7割が、痛くないとでも思ってんのか!
みんな痛くて重くて大変なんだよ。
ずーっとそうやって登校してきたんだよ。
そーやって強くたくましくなってきたんだよ。
「暑い」って言えば「エアコン」がつき、
「重くて痛い」って言えば「置いてっていい」って。
嫌なこと全部取り除いてたら、ふた言目には
「あれイヤ」「これ無理」「できない」「疲れる」「やって」
しまいに「訴えてやる!」に行き着くわな。
どうなっちゃうの、日本の子供達は。
学校に荷物置き帰宅OK=文科省参考例通知へ
2018/09/03 https://www.jiji.com/jc/article?k=2018090300834&g=soc
小学生が背負うランドセルが重いなどの保護者らからの意見を受け、文部科学省が近く各都道府県教育委員会などに、学校に荷物の一部を置いて帰るなどの対応を求める通知を出す方針を固めたことが3日、分かった。
通知では例えば、家庭学習に使わない教科書を学校に置いておく▽大きな荷物を分散して持ち帰る▽教材のアサガオの鉢植えなどは保護者に持って帰ってもらう-などの参考例を示す見通し。具体的な方法は各学校に検討を求め、子どもの体への負担軽減を図る。
ランドセルメーカー「セイバン」の調査では、1週間のうち最も重い日の荷物重量は平均約4.7キロで、ランドセルの重さを含むと平均約6キロ。小学生の約3割がランドセルを背負った時に痛みを感じているという。
文科省は「学校の状況もそれぞれ違うので、各学校でどういう工夫ができるか参考にしてほしい」としている。
アサガオの鉢も「親」が持って帰るって・・・
子供の成長過程に必要な体験を、
何もかも奪い取るな!
関連記事