お出掛けの時に、いつも雨の神様を連れている友人がいます。
私は晴れパワー持ちですので、90%以上の確率で晴天になり、
紫外線と戦いながら有難く出掛けているのですが、今回は真逆のパワーを持つ友人とのお出掛け。
まぁ、今回の日程は、数日前から台風が来るのが分かっていたので、
さすがに晴天にはならんだろうと思っていました。
結果、降ったり止んだり、お互いのパワーを相殺できず(笑)
傘をさしたり、扇子であおいだり、忙しく出掛けてきました。
さて、この静岡県富士山世界遺産センターは、平成25年に世界遺産として登録された
「日本一の富士山」を後世に守り伝えていく為の拠点施設として、
平成29年12月に完成しました。
できたてほやほやの綺麗な施設です。
鳥居がある・・・そう、富士山本宮浅間大社のお膝元に位置しています。
ご存知の方も多いと思いますが、外観は面白いデザインをしています。
この木格子は「富士ヒノキ」が使われていて、入り口に近づくとヒノキのとても良い香りがします。
この建物の外観はデザイン性に富んでいますが、実は内部もちょっと面白くて、
階段ではなく螺旋状のスロープを登ります。
ガイドさんに、まずは一番上まで登って、
降りる時に途中の部屋で展示物を見ながら降りてくるのが、この施設の楽しみ方だと案内されます。
と言う事で、まずはひたすら登る・・・。
ここでなぜ私が「登る」「降りる」と書くのか。
実は、螺旋状のスロープを歩くと、
まるで自分が富士登山をしているかのような錯覚を感じられるんです。
歩きながら横の壁を見ると、高さによって富士山から見える風景が映し出される演出になっています。
これは同じスクリーンで何パターンか(朝・昼・夜とか)あるので、全部見たくて
しばらくそこで立ち止まって、全部見てからまた進み・・・を繰り返し、
随分と時間をかけて歩きました。
途中、登山者も出てきます。結構、ニクい演出ですw
これらの映像がたまらなく感動しましたので、たくさん貼り付けちゃいました。
ネタバレ、すみません
そう、実は私は富士山にまだ登ったことがなかったのですよ。
もう、この疑似登山体験してしまったら
「富士山ってこうなってるのか!登ってみたい!」とすごく興味が湧きました。
さて、一番上まで行くとガラス張りの部屋があり、
この様に正面に富士山を見る事が出来ます・・・
って・・・私が訪ねた時は残念ながら、雲に隠れてしまっていました。
お天気の良い日はテラスに出て本物の富士山を目の前に眺める事ができる様です。
なので、またリベンジしようと思います。
下山する時には、様々なパネルがありますが、その中の1つに
外八海と呼ばれる8つの湖の中に、過去記事で紹介した桜ヶ池があった!
国道150号線から見える大きな赤い鳥居
御前崎「池宮神社」「桜ヶ池」
http://hinomarukai.hamazo.tv/e7882248.html
どこの施設にもよくある映像シアターですが、ここでは2本「天の巻」と「地の巻」。
それぞれ7~8分で15分毎に交互にやっていますので
是非、両方見てください。
これは「映像のみ」で音声はありません。
映像を見ながら自分で好きに解釈できます。
なかなか面白い試みだと思います。
この施設に来た感想や富士山への思いが書かれた紙が展示されています。
もちろん書くこともできます。
書いたら机の隙間にINします。
施設の方が富士山スタンプを押してから飾られるようです。
いつか展示されるかも、と私も書いて IN してきました。
1階にはおみやげ屋さんや喫茶店がありますが、いずれも規模が小さいです。
もし大量のお土産をお求めの場合は、この施設の道を挟んだ南側にある
「神田川楽座」で探してみてもいいかもしれません。
富士山 神田川楽座
http://kandagawarakuza.com
今回、私はかなりゆっくりと見学していたので1時間以上掛かりました。
これがお天気で富士山を眺められるならば!
きっともう少し時間をかけて楽しめるのではないかと思います。
富士山世界遺産センターへの訪問を計画中の方は、
お天気と相談しながら遊びに行ってみて下さい。
そして、その後でも、先でも、お時間の許す方は
富士山本宮浅間大社への参拝は如何でしょうか?
<静岡県富士山世界遺産センター>公式サイト
https://mtfuji-whc.jp
富士山本宮浅間大社
http://fuji-hongu.or.jp/sengen/