遠州日の丸会 “ 日本と故郷を護る” 活動日記

愛媛県の離島「興居島（ごごしま）」は、松山市駅から電車で約1時間、
高浜港からフェリーで10分程度で到着する日帰りが可能な島です。
今回はこちらにある「小富士」に登ってきました。


高浜港から見える小富士。
富士山の宝永山らしき出っ張りもありますね。




桟橋に到着したのはこの・・・フェ、フェリー？

大きいのを想像していたので。


興居島には2つ港があり、行きは小富士側の泊港へ。
すぐに登山道があると情報を得ていたのですが、しばし探しました。

民家のブロック塀に案内板があるなんて思わなくて。


門柱の案内でいよいよ登山道へ突入。



小富士の標高は282m、山頂はあれです。



しばらく民家の間の人が通れる位の道を歩くのですが、もれなく空き家が目立ちます。



伊予柑の木の間を・・・まるで掛川の粟ケ岳の茶畑を彷彿させる景色。



結構な勾配ですよ。
舗装されている登山道から獣道に入る前に振り返ってこんな景色。



今からはこの獣道を進みます・・・


正直、久しく誰も登っていないんじゃないかと思うほどの荒れ様で、
道なき道と言うに相応しい草ボーボーでちょっと不安になりました。
また勾配がキツくて秋葉山の様でした。


約40分、良い感じの汗も出て、山頂の神社に辿り着きました。


山頂から愛媛県が見えます。


神社の裏側に回ると三角点。



崎陽軒のシュウマイについてくる醤油の入れ物の様な島。


醤油入れの様な島は釣島ですね。
きったない案内板だったのでちょっと悲しい。


山から見る景色で、こんな風に海と島を見るなんてなかったのでしば〜らく見入ってしまった。
写真だと分かりづらいのですが、とても幻想的で癒されました。

下山はいつもあっという間。
この島は外周約23kmということで、当初は歩いて外周1周しようと思ったのですが
歩くなら半周で充分かな、と。

道中見つけた神社ではきちんと参拝。





そしてさすが四国。この島にも「へんろみち」があります。


こちらは恋人峠でした。（岬じゃなく峠）


シーズン中には海の家も賑わう（であろう）海水浴場。



帰りの港である由良港の近くのうどん屋さんでランチ。

めちゃくちゃ美味しかったですよ。


その後、デザート代わりにビールファクトリーでテイスティングビールと100％伊予柑ジュース。
ジュースがワイングラスに入って出て来たので驚いたのですが
グラスを傾けて飲もうと思った瞬間にその意味が分かりました。

飲まずとも絶対に美味いのが分かるほどの柑橘の香り。
そしてちょっとだけ口に含んだあと、飲み込むのが勿体無くて口の中でいつまでも舌で遊んでしまう。
まるでワインの様だからかな？

生まれて初めてこんな美味しいジュースを飲みました。


写真がないのは、古民家をリノベーションしているお店なのですが、店内に入ると
とてもとても島に似つかわしくない雰囲気で、登山帰りの服装がまず場違い感。

引き返すにも引き返せない「飲んでいくよね？」の断れない雰囲気。
いや、呑みに来たので飲みますが、ちょっと圧が強いな。

そして、汗まみれなので席に座るのが申し訳ない。
おうどんを食べて来たばかりなので、本当に軽い気持ちで休憩に立ち寄っただけなのに
想像と違う、えらいかしこまった店内で、ちょっと居心地悪かったです。

なので、すごく美味しかったのですが、写真を撮るなどとてもできませんでした。

「興居島・ビール」で検索すれば一件しかHITしないので
もし興味がある方は、そちらをご覧下さい。

帰りは由良港から戻ります。
港にはこんなところに神社がありました。



帰りのフェリーは、車も乗せれます。って言うか、車が主役です。
だって、人は2階の通路の申し訳程度に置かれたベンチに座る感じなんですもの。

こんなの初めて。
ちょっとおもしろかったです。


興居島での小富士登山、島半周ウォーキング、神社、おうどん、ビール、
とっても満喫しました♪







愛媛県護国神社にお参りした＜愛媛県1＞
https://hinomarukai.hamazo.tv/e9872870.html


松山城に行って来た＜愛媛県2＞
https://hinomarukai.hamazo.tv/e9875732.html


道後温泉と路面電車＜愛媛県4＞
https://hinomarukai.hamazo.tv/e9877419.html



道後ややの朝食と鯛めし、旅の〆はめんたいこ丼＜愛媛県5＞
https://hinomarukai.hamazo.tv/e9878012.html